「昼光色」と「昼白色」の違いとは?
ここでは、「昼光色」と「昼白色」の違いについてご紹介します。
色温度が違う
色温度が、「昼光色」と「昼白色」は違います。
「昼光色」の色温度は約6500ケルビン、「昼白色」の色温度は約5000ケルビンです。
そのため、色温度は「昼光色」の方が高く、「昼白色」の方が低くなります。
なお、色温度というのは数値で光の色を表したもので、ケルビン(K)の単位を使います。
一般的に、色温度としては、ものが燃えるときには暖色系の赤やオレンジなどで低く、寒色系の青や紫などは高くなります。
色調が違う
先にご紹介したように、色温度が「昼光色」と「昼白色」は違います。
そのため、発光したときに目に入る色調も違います。
「昼光色」は明るい青みのある色調で、「昼白色」は自然な太陽光に近い色調です。
目に対する影響が違う
色調や光の強さが「昼光色」と「昼白色」は違うため、目に対する影響が使い方によっては違います。
「昼光色」は高い色温度で光が強く、細かな手元の箇所まで明るくなりますが、目が疲れやすくなります。
一方、「昼白色」は自然な光で、非常に太陽光に近い明るさであるため、目に対しても優しく人に馴染んでいるものです。
「昼光色」と「昼白色」の選び方とは?
ここでは、「昼光色」と「昼白色」の選び方についてご紹介します。
洗面所やリビングなどの設置する場所に応じて選ぶ
「昼光色」と「昼白色」のどちらにするか迷うことがあるのではないでしょうか。
これまでは「蛍光灯」としてひとまとめに考えていた人でも、特徴や違いを把握することによって、最も設置する場所に適したものを選ぶことができます。
「昼光色」と「昼白色」の選び方は、設置する場所がやはりポイントです。
ここでは、設置する場所に応じた蛍光灯の種類の選び方についてご紹介します。
リビング・キッチンは、青く光る「昼光色」ではなく、自然な色合いの「昼白色」がおすすめです。
個人の部屋・オフィスは、「昼白色」がおすすめですが、細かな作業があるときは手元まで明るい「昼光色」がおすすめです。
衣裳部屋・物置部屋は、はっきりと色や形が見える「昼光色」がおすすめです。
部屋の目的や模様替えに応じて選ぶ
蛍光灯の種類は設置する場所におすすめのものや適したものがありますが、部屋の目的や模様替えに応じて選ぶこともできます。
例えば、ダイエットをしているために食欲を抑えたいときは、「昼光色」の青みを帯びたものを選ぶのがおすすめです。
青の色彩効果を利用すると食欲が自然に無くなるため、必要以上に食べなくなります。
食欲を過度に刺激しないため、「昼光色」が無理をしないでダイエットしたいときにはおすすめです。
また、個人部屋のときは、違う種類の蛍光灯に模様替えを兼ねて変えるのもいいでしょう。
部屋のディスプレイだけでなく、ガラッと気分も変わるために、いい気分転換になります。
「昼光色」と「昼白色」の使い分け方法とは?
ここでは、「昼光色」と「昼白色」の使い分け方法についてご紹介します。
「昼光色」を使う方がいいケース
リラックスしたいときには、「昼光色」は明るさを最も感じる色であるためにおすすめではありません。
しかし、作業を集中して行う勉強部屋やオフィスには、非常に明るいためにおすすめです。
明るさを希望するときの色として、「昼光色」と「昼白色」を間違えることが多くあります。
「昼光色」と「昼白色」は、「昼」の漢字は同じで、「光」と「白」の漢字が違っています。
どうしても、明るいのは白い色の方と考えている人が意外と多くいるようです。
しかし、寝る前にこの「昼光色」の下にずっといれば、脳が興奮してきます。
そのため、寝る前にずっとこの「昼光色」の下にいるのはおすすめではありません。
また、「昼光色」の食卓の電球もおすすめではありません。
というのは、「昼光色」にすると、食べ物が「昼光色」の青白い明るさのために美味しくないように見えるためです。
「昼白色」を使う方がいいケース
「昼白色」は、太陽光の色で普段の生活に馴染んでいるため、色を選ぶのを間違えたくないような化粧をするときや洋服を選ぶときなどにはおすすめです。
もっと簡単にいうと、自然の明るさが欲しいときには「昼白色」がおすすめです。
リラックスしたいなどがなければ、「昼白色」は自然光に近い色であるためにリビングにおすすめです。
さらに、「昼白色」はパソコン作業や勉強を長時間するときなどにもおすすめです。
LEDライトの「温白色」「電球色」「昼光色」「昼白色」の違いとは?
LEDライトの色としては、大きく分類すると爽やかですがすがしく青みがかった「昼光色」から暖かいオレンジがかった「電球色」まで4種類があります。
「色温度(K)」という数値でこの色の違いは表され、この「色温度(K)」の数値が高いほど「昼光色」の青白い光に近くなって、活動的で明るいスペースに適しています。
一方、光は「色温度(K)」の数値が低くなれば「電球色」のオレンジがかり、よく落ち着いたスペースに使われています。
光の色によって、時間やスペース、シーンに適しているかどうかが違います。
例えば、小さい文字が勉強するときに見にくいなどがないように、適した光の色をその目的やシーンによって選ぶ必要があります。
ここでは、LEDライトの「温白色」「電球色」「昼光色」「昼白色」の違いについてご紹介します。
LEDライトを選ぶときは、ぜひ参考にしてください。
団らんの部屋に「温白色」はおすすめ
「温白色」は、明るい落ち着きのある光の色で、人気が近年出ています。
団らんするシーンのリビングなどやダイニングなど、いろいろな場所で使いやすいものです。
くつろぐための部屋に「電球色」はおすすめ
「電球色」は、温かみが電球のようにある光の色です。
リラックスしてくつろぐための寝室やリビングなどの部屋に適しています。
勉強や読書をする部屋に「昼光色」はおすすめ
「昼光色」は、爽やかで青みがかった光の色です。
リビングや勉強部屋、読書をする部屋に適しています。
子どものリビング学習や在宅ワークにもおすすめです。
化粧や調理をする場所に「昼白色」はおすすめ
「昼白色」は、自然な生き生きとした光の色です。
化粧などをする洗面台や調理をするキッチンなどに適しています。