「ファーストネーム」と「ミドルネーム」の意味と使い方とは?




ファーストネームあるいはミドルネームということを耳にすることもあるのではないでしょうか。

ここでは、「ファーストネーム」と「ミドルネーム」の意味と使い方についてご紹介します。

「ファーストネーム」の意味と使い方とは?

「ファーストネーム」とは?

「ファーストネーム」は、日本の名前のことです。

日本の名前は、ほとんど「苗字」と「名前」に分かれています。

「first name」が「ファーストネーム」の英語表現で、日本の「名前」に当たります。

例えば、「鈴木太郎」さんのときは、「ファーストネーム」は「太郎(Tarou)」になります。

「ファーストネーム」のイメージとしては、日本の名前では「苗字」ではないかと感じるかもしれませんが、「名前」になるため注意しましょう。

大文字で「ファーストネーム」の頭文字は記載する

英語圏や外国では、「Tarou Suzuki」「Mike Roland」などのように、先に日本の「名前」を記載します。

そのため、順番としては初めになるということで「ファーストネーム」というようになった経緯があります。

また、「ファーストネーム」を記載するときは、頭文字が大文字になるため注意しましょう。

「ファーストネーム」の人気ランキング

ここでは、アメリカの「ファーストネーム」の人気ランキングについてご紹介します。

女性の「ファーストネーム」の人気ランキングは、次のようになっています。

第1位はEMMA(エマ)

第2位はOLIVIA(オリビア)

第3位はSOPHIA (ソフィア)

第4位はAVA(エヴァ)

第5位はISABELLA(イザベラ)

第6位はMIA(ミア)

第7位はABIGAIL(アビゲイル)

第8位はEMILY(エミリー)

第9位はCHAROTTE(シャーロット)

第10位はHARPER(ハーパー)

次に、男性の「ファーストネーム」の人気ランキングは、次のようになっています。

第1位はNOAH(ノア)

第2位はLIAM(リアム)

第3位はMASON(メイソン)

第4位はJACOB(ジェイコブ)

第5位はWILLIAM(ウイリアム)

第6位  はETHAN(イーサン)

第7位はJAMES(ジェームス)

第8位はALEXANDER(アレクサンダー)

第9位はMICHAEL(マイケル)

第10位はBENJAMIN(ベンジャミン)

このような「ファーストネーム」はいずれも、芸能人やハリウッドスターなどの名前で目にしたことがあるでしょう。

英語の「ファーストネーム」は、多くはギリシャ神話やローマ神話、聖書などから引用しており、世代が違っても変わることが少ないようです。

「キラキラネーム」

日本においても、「キラキラネーム」は話題になりました。

「キラキラネーム」は、普通は名乗らないような名前や当て字が多い名前のことです。

実際には、「キラキラネーム」は英語の「ファーストネーム」にもあり、「unusual name」あるいは「bizarre name」などといわれたりします。

「キラキラネーム」は、あまり普通は使用されない「ファーストネーム」をいいます。

ここでは、「キラキラネーム」の例についてご紹介します。

アメリカのシンガーのビヨンセとジェイ・Zの娘は「ブルー・アイビー」

アメリカのシンガーのアリシア・キーズの息子は「エジプト」

ミドルネームの意味と使い方とは?

ミドルネームとは?

ミドルネームというのは、「ファーストネーム」と「ラストネーム」の中間の名前です。

例えば、アメリカの元の「オバマ大統領」の実際の名前は、「バラク・フセイン・オバマ」です。

「フセイン」がミドルネームになります。

また、「ミドルイニシャル」というものが「ミドルネーム」の中にあります。

アメリカの元の「ブッシュ大統領」の実際の名前は、「ジョージ・W・ブッシュ」です。

「W」が「ミドルイニシャル」になります。

パターンとしては、頭文字が「ミドルネーム」、イニシャルそのものが「ミドルネーム」のケースがあります。

なお、「W」というのは、「ミドルネーム」の「ウォーカー」を短くしたものです。

基本的に「ミドルネーム」は中間ですが、地域や国によっては位置が違っているため注意しましょう。

また、長さは「ミドルネーム」に制限がなく、いくつもつける人から全くつけない人までいろいろです。

なお、「ミドルネーム」が非常に長いのは、パブロ・ピカソが代表的です。

ピカソの実際の名前は、『パブロ・ディエゴ・ホセ・フランシスコ・デ・パウラ・ファン・ネポムセノ・マリア・デ・ロス・レメディオス・クリスピン・クリスピアノ・デ・ラ・サンテシマ・トリニダード・ルイス・イ・ピカソ』です。

「ミドルネーム」をつける意味とは?

「ミドルネーム」をつけるのは、次のような意味が多くあります。

キリスト教の洗礼名

特に「ミドルネーム」ではキリスト教の洗礼名が多く、このときは「クリスチャンネーム」といわれています。

未入信者あるいはキリスト教徒の子供が洗礼を受けるときに、「クリスチャンネーム」がつけられます。

祖先の名前

家系を引き継ぐときに、長男は特に祖先の名前をつけるときが多くあるそうです。

母方の姓

母方の姓を、子供の名前に「ミドルネーム」としてつけています。

結婚した女性は自分の旧姓

女性が結婚したときは、日本でも夫の姓に苗字が変わります。

このときに、外国では旧姓を「ミドルネーム」として残すこともあります。

尊敬する人の名前

「ミドルネーム」には、親の想いとして尊敬されるような人になって欲しいというものが込められているときもあります。

また、日本よりも外国では改名しやすいことが多いので、本名に自分が尊敬する人の名前をつけることもできます。

先にご紹介したピカソの実際の名前は、次々に洗礼名と祖先の名前を並べたので長くなったそうです。

しかし、ピカソはあまりにも名前が長すぎたので、ほとんど私生活では使用しなかったそうです。

「ミドルネーム」をアメリカ人がつける理由とは?

アメリカ人は、「ミドルネーム」をつけるはっきりとした決まりがありません。

「ミドルネーム」をつけているのは、古くから引き継いできたためです。

しかし、次のような理由で、現在はアメリカ人の多くが「ミドルネーム」をつけています。

愛しい人を敬い、偲ぶ

一般的に、敬意を誰かに表すため、あるいは亡くなった家族・親族を偲ぶために、「ミドルネーム」にその人の名前をつけます。

祖父母や親族の名前を、アメリカ人の多くは引き継いでいます。

名前が同じ人と区別する

日本では、「鈴木太郎」などのように、何人も同姓同名の人がいます。

そのため、同じ苗字や名前の人と出会ったことがあるのではないでしょうか。

同姓同名のときは、アメリカ人は名前のみで人を区別することができません。

しかし、「ミドルネーム」があれば、容易に区別することができます。

例えば、一般的な「Chris Johnson」という名前の人は、世の中には非常に多くいます。

しかし、「Chris Thomas Johnson」という名前の人は、それほど多くいないでしょう。

「ミドルネーム」があると、呼ぶときに非常に助かります。




この記事に関するキーワード

RUN-WAY編集部

RUN-WAYは、「自分らしくHappyに働きたい」と願う、全ての女性をサポートするためのメディアです。
  働く女性の困ったを解決し、理想のキャリアに一歩近づくための情報をお届けします。