「フラグ回収」とは? 使い方や由来、類義語などを解説




「フラグ」とは?

「フラグ」という言葉は、SNSやネットなどでよく見かけるのではないでしょうか。

では、「フラグ」はどのような意味なのでしょうか?

「フラグ」を国語辞典で調べると、意味合いが3つあります。

「Flag」と英語で表記する「フラグ」は、「旗」という意味に日本語ではなります。

なお、「ストリームフラッグ」という名称は、お店ののぼりということです。

また、「フラグ」の意味合いは、1ビットの情報量を状態として保持する、変数やレジスタなどのこともあります。

よくビジネスシーンで使われる、iCloudメールなどでわかりやすく大切なメールを区分けするための「フラグ機能」は、多くの人が馴染みがあるのではないでしょうか。

しかし、インターネット用語のSNSなどで使われている「フラグ」の意味は、予測、伏線ということです。

例えば、分岐の多い「失敗ルート」「成功ルート」などの乙女ゲームなどのアドベンチャーゲームやシミュレーションゲームなどで、行動やセリフの選択など、いろいろな条件が揃わないとクリアできないようなケースでは、「フラグ」を立てないと先に進めないようになります。

基本的に、ストーリーの展開に必ず必要なイベントに関係して、全ての「フラグ」が発生します。

この概念をベースに、アニメやゲーム、漫画などのみだけでなく、幅広く普段の会話でも「フラグ」が使われるようになりました。

「フラグ」の由来とは?

もともと「フラグ」はプログラミング用語で、アプリのプログラミングゲームプログラムで使われていました。

設定した条件の成立の有無を決定する変数が、コンピューター用語としての「フラグ」の意味です。

簡単にいうと、決められた条件を特定の動作を発生させる条件付けでクリアすると、特定のこれにリンクした動作が起きるプログラム情報です。

これがよくビデオゲームに使われるため、ゲーム用語として「フラグ」が一般的に広まりました。

基本的に、ゲームにおいても「フラグ」が登場人物ごとに違いますが、一連の流れは最初からゲームの中のデータで決定しています。

「フラグ回収」とは?

「フラグ回収」というのは、自分が予想した伏線が当たっていたということです。

間違いなくこうなるであろうという予想に対して結果がそうなったときに、「フラグ回収」といいます。

「フラグ回収」は、インターネットの世界でもともと多く使われていました。

そのため、インターネットを普段から使っている人の中では、「フラグ回収」は当然のように受け入れられているでしょう。

しかし、実際の社会においては、「フラグ回収」はまだ聞き慣れないでしょう。

このように、その世界の人だけが知っている言葉は多くあります。

そのため、周りに普段から意識を向けて自分のものに新しい言葉をしようという考えが無いときは、言葉の情報を更新するのは困難でしょう。

しかし、言葉をアップデートできなければ、時代にいつしか取り残されることもあります。

これは、本人の気持ちの問題で年齢には関係ありません。

何事についても何歳になっても関心を持って行動することによって、言葉の正しい意味を知って使うことができるでしょう。

「フラグ回収」の使い方とは?

「フラグ回収」というのは「フラグ」が立った出来事の先を示すもので、回収するというのは「フラグ」の予想が当たったことです。

「フラグ」は種類がいろいろありますが、あまり良くないものも中にはあります。

そのため、「フラグ回収」は、いいことのみではないといえます。

しかし、物語などのときは、自分の予想が当たったことについて嬉しくなることもイメージできる範囲です。

謎解きゲームなどが、最近は流行しています。

これは、その分多くの謎を多くの人が解き明かしたいという気持ちがあるためでしょう。

このような人の会話の中には、よく「フラグ回収」が使われるでしょう。

伏線としては、非常にわかりやすいものや、後から考えるまでわからないものがあります。

このときに、「フラグ回収」という言葉をその「フラグ」が回収できたときに使います。

「フラグ回収」によって自分の予想が当たったと感じられますが、これは非常に嬉しいことで、高揚感が感じられるでしょう。

承認欲求という気持ちが人にはあり、どこかで多くの人から認められたいと考えながら暮らしています。

このような気持ちを満足してくれるということでも、「フラグ回収」は非常に意味のあることでしょう。

「フラグ」の類義語とは?

ここでは、「フラグ」の類義語についてご紹介します。

「フラグが立った」

「フラグが立った」という言葉は、よくネットの世界などで使われていますが、意味がわからないままで聞けば理解することは非常に困難でしょう。

「フラグ」というのは、先の物語の内容の伏線になっているものです。

また、「フラグが立った」というのは、何か伏線になるものがその物語の中で登場したことです。

先を読んで「間違いなくこうなるだろう」と予測した行動が、最終的に「フラグが立った」というようになることもしばしばあります。

自分自身を客観的にいつでも見つめられるように心がけましょう。

「フラグが折れた」

「フラグ」の意味は先の予測ということですが、「フラグが折れた」というのは予測がそれだけできないようになっていることです。

「フラグ」が立ったときに、おおよそその後の展開は予想できていたはずでしょう。

しかし、そこから大きな180度の変化が起きたことは、思わず自分でもびっくりするでしょう。

「フラグが折れた」ようなことが起きればどんよりした気持ちになるでしょうが、行動が前向きになるように意識しましょう。

「フラグクラッシャー」

「フラグクラッシャー」というのは、「フラグ」が立っているにも関わらず物事を考えもよらない方向に進めるような人のことをいいます。

そのため、明らかに物語の中で死んでしまうような人がいたにも関わらず、180度ぐるりとその状況を回転させるような人のこと「フラグクラッシャー」といいます。

「フラグ」が立ったということでも、駄目に全てがなるということではありません。

投げやりな気持ちについついなるようなこともあるでしょうが、基本的に落ち着いて行動しましょう。




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RUN-WAY編集部

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