「自責の念(じせきのねん)」の意味とは? 使い方や類義語などを解説




自責の念(じせきのねん)の意味とは?

自責の念(じせきのねん)の自責の意味は自分の過ちを自分で責めるということで、念の意味は考え・思いということです。

自責の念は、例えば、何かの間違いを仕事でして迷惑を他の人にかけたようなシーンで、自分自身をどうしてこのような間違いをしたのだろうかととがめる気持ちです。

自責の念の使い方とは?

ここでは、自責の念の使い方についてご紹介します。

自責の念に苛まれる

苛まれるの意味としては、咎められる、苦しめられるなどがあります。

自責の念に苛まれるの意味は、自責の念を強く持つことです。

自責の念に苛まれるを使った例文としては、次のようなものなどがあります。

  • 「カウンセリングを受けた結果、彼女は自責の念に苛まれることもなく毎日をポジティブな気持ちで過ごせるようになった。」
  • 「どうして危ない事業をスタートしたのかと、自責の念に強く苛まれるが、今更悔やんでもどうしようもない。」

自責の念にとらわれる

とらわれるの意味は、別の考え方ができなくなる、拘束されるなどです。

そのため、自責の念にとらわれるの意味は、責任が自分にあるということ以外は考え方ができなくなることです。

自責の念にとらわれるを使った例文としては、次のようなものなどがあります。

  • 「いろいろなリラックス方法を全て試した結果、自責の念にとらわれることからやっと解放された。」
  • 「彼女の死はあなたのせいではないため、自責の念にいつまでもとらわれることはない。」

自責の念に駆られる

駆られるの意味は、気持ちが高ぶる、心をある気持ちに動かされるということです。

そのため、自責の念に駆られるの意味は、心を自責の念という気持ちに動かされるということです。

自責の念に駆られるを使った例文としては、次のようなものなどがあります。

  • 「気にする必要はないといわれるが、自責の念に駆られずにどうすれば済むのだろう。」
  • 「看護が十分にできなかったと、自責の念に駆られるときがある。10年経った現在でも、後悔の念でいっぱいである。」

自責の念を抱く

抱くの意味は、心の中に考えや気持ちを持つということです。

そのため、自責の念を抱くの意味は、心に自責の念という気持ちを持つということです。

なお、抱くの言葉を考えを持つのニュアンスで使うときは、正しい読み方はいだくです。

そのため、読み方はだくではないため注意しましょう。

自責の念を抱くを使った例文としては、次のようなものなどがあります。

  • 「自責の念を抱くのみでなく、行動すべきである。」
  • 「自責の念を抱く間もなく、上長に叱られた。」

自責の念に堪えません

堪えませんは、抑えきれないほどに気持ちが湧き上がるという意味で、堪えないの丁寧語になります。

そのため、自責の念に堪えませんの意味を、自責の念が抑えきれないということになります。

自分が後悔して自分を責めていることを、相手に伝えるときに使います。

自責の念に堪えませんを使った例文としては、次のようなものなどがあります。

  • 「結果が不甲斐ないものになって自責の念に堪えませんが、気持ちを再度改めて取り組みます。」
  • 「自分のスキルを過信したためにご迷惑を皆さんにかけたことについて、自責の念に堪えません。」

自責の念の類義語とは?

ここでは、自責の念の類義語についてご紹介します。

自責の念の意味が恥というときの類義語

恥じ入る

意味は、非常に恥ずかしいと思っている様子、深く恥じることです。

恥じ入るを使った例文としては、次のようなものなどがあります。

  • 「彼は奇抜なデザインを選択したことを、今更ながら恥じ入ったようであった。」
  • 「あのときに判断が的確にできなかった自分を不甲斐なさを恥じ入った。」

忸怩たる思い

意味は、自分自身を恥じ入る気持ちになることです。

忸怩たる思いを使った例文としては、次のようなものなどがあります。

  • 「忸怩たる思いをそのときは抱きながら、急ぎ足で家まで歩いて帰った。」
  • 「あまりにも情けなくて忸怩たる思いで、その場から思わず逃げ出した。」

慙愧に堪えない

意味は、自分自身が行なったことについて恥じ入ることです。

慙愧に堪えないを使った例文としては、次のようなものなどがあります。

  • 「彼が変わったのはやはり自分のためではないかと考えると、慚愧に堪えない。」
  • 「悲しい子供の顔を見て、慚愧に堪えない思いがした。」

自責の念の意味が後悔というときの類義語

悔悟する

意味は、これまでしたきたことが良くなかったと後悔することです。

悔悟するを使った例文としては、次のようなものなどがあります。

  • 「彼女は悔悟している様子を見て、良心が彼女にもあったのだとちょっと安心した。」
  • 「どれだけ自分が悔悟しているかを手紙に書くようにした。」

悔恨の情

意味は、悔いて殘念がるという感情です。

悔恨の情を使った例文としては、次のようなものなどがあります。

  • 「悔恨の情にとらわれないように、努力して気持ちを切り替えるようにした。」
  • 「あのようなことをどうしてしたのだろうかと、悔恨の情が急にこみ上げてきた。」

自責の念の意味が責任というときの類義語

一身に担う

意味は、責任がある立場に立つことです。

一身に担うを使った例文としては、次のようなものなどがあります。

  • 「何かあったときは、一身に全てを担う覚悟ができているためご安心ください。」
  • 「一身に社員からの期待を担う立場になり、プレッシャーを少なからず感じていたと思います。」

事態を重く受けとめる

意味は、重大なできごとに真剣に対処したり、責任を感じたりすることです。

事態を重く受けとめるを使った例文としては、次のようなものなどがあります。

  • 「社長、重くこの事態を受けとめ、記者会見をすぐに開くことに決心したようです。」
  • 「重く今回のことを受け止め、辞職する決心をしました。」

自責の念の英語表現とは?

「guilty conscience」が、自責の念の英語表現になります。

「guilty conscience」を使った例文としては、次のようなものがあります。

  • 「He is suffering from guilty conscience.」(彼は自責の念に駆られている。)

また、「自責の念」の英語表現としては、「remorse」「a feeling of remorse」もあります。

「remorse」を使った例文としては、次のようなものがあります。

  • 「be stung with remorse」(自責の念に苦しむ)




この記事に関するキーワード

1 個のコメント

  • RUN-WAY編集部

    RUN-WAYは、「自分らしくHappyに働きたい」と願う、全ての女性をサポートするためのメディアです。
      働く女性の困ったを解決し、理想のキャリアに一歩近づくための情報をお届けします。