「受動的」とは? 意味や使い方、対義語などを解説




「受動的」とは?

「受動的」は、「受動」という名詞に「的」という接尾辞が付いたもので、意味は次のようなものです。

自分の意思で行動しないで、他の人からの働きかけで行動する様子

他の人から作用や動作を及ぼされる様子

「受動的」の類義語としては、「消極的」があります。

なお、「受動的」は受け身でも行動しますが、「消極的」は自分からは行動しないという意味合いがあります。

「受動的」の使い方とは?

「受動的」を使った例文としては、次のようなものなどがあります。

  • 「大きい教室での授業は、教師からただ講義を受けるのみの受動的なものになりがちですが、積極的に学生が関わる方法もはあるでしょう。」
  • 「入社したときはとくかく目立たないような受動的な態度の社員でしたが、入社した3年後の現在では積極的に自分から仕事に取り組むようになった。」
  • 「暇ということでも、テレビを受動的に見ているのみでは良くない。」

「受動的な人」の心理とは?

ここでは、「受動的な人」の心理についてご紹介します。

ミスするのが怖い

「受動的な人」の心理は、完璧主義のようなタイプが多くあります。

完璧に物事をこなす必要があると思い込んでいることがあり、一回でもミスするとやり直せないと思って、自分から行動するのが消極的になります。

自分を他の人から否定されるのが苦手である

「受動的な人」の心理は、自分を他の人から否定されるのが苦手であるということも多くあります。

自分の考えをいうと他の人に否定されるのが恐ろしいなどというように、自分を他の人から否定されるのが恐ろしいという心理が何倍も普通の人よりも働いてしまいます。

そして、否定されるのであれば黙っていようと思って、意見があってもいえなく、受け身になります。

自分に自信がない

「受動的な人」は、「自分の考えなど、他の人は聞いていないよ」とどこかで考えています。

自分は影響を他の人に与える力がないため、考えをいっても無駄であると思ってしまいます。

いっても無駄であると思っているため、何もいわないで黙ってしまいます。

「受動的」の対義語とは?

「受動的」の対義語は、「能動的」です。

「能動的」の意味

「能動的」の意味は、自分から働きかけることです。

相手からの働きかけを受け身になって待っているのではなく、相手に対して自分から働きかけたり、物事に対して自分から関与したりすることを意味します。

「能動的」の意味は、「能動」同じです。

また、「的」はいくつかのニュアンスがありますが、「○○的」と使うときは「様子であること」「その様であること」を表現します。

「能動的人材」がビジネスでは要求される

「能動的人材」というのは、「能動的に行動することができる人材」です。

そのため、相手や物事に対して自分から行動して働きかける人材のことです。

ビジネスシーンでは、先輩や上長から指示されるのみでなく、「能動的」に自分からも行動することができる人材が要求されています。

「能動的人材」になる方法は、その人自身の性格によって違います。

しかし、「能動的」になる方法の一つは、「前向きな思考」を持つことです。

「深刻に考えすぎない」「他の人の目を気にしすぎない」「小さい事にこだわりすぎない」などの思考を持つことによって、自分から行動することができるでしょう。

「能動的」の使い方

「能動的」は、対象になる相手がいるときに使う言葉です。

また、物事を自分から始めたときでも、自分のみで物事が完結するときは、「能動的」を使うのは適していません。

「能動的に〇〇する」を使った例文としては、次のようなものなどがあります。

  • 「能動的に自分が取り組むことによって、重要性をわかってもらうことができ、だんだん協力者も現れるようになった。」
  • 「能動的に部下に行動させるためには、いろいろな経験を日頃から積ませて、自信を持たせることが大切だ。」
  • 「彼は小さいときは消極的で他の人からいわれてから行動するタイプであったが、大学に入って実家を離れたために能動的に行動するようになった。」
  • 「能動的に行動することができる人を見れば羨ましくなるが、どうすれば自分もなれるかがわからない。」

「受動的」と「能動的」の違いとは?

ここでは、「受動的」と「能動的」の違いについてご紹介します。

「受動的」と「能動的」の意味の違い

「受動的」と「能動的」の違いは、「受動的」は他の人からの働きかけを受ける様で、「能動的」は他の人に自分から働きかける様ということです。

「受動的」と「能動的」の使い方の違い

「受動的」を使った例文としては、次のようなものなどがあります。

  • 「自分から発言しないで受動的な態度をとる。」
  • 「彼は受動的攻撃性のある人だ。」
  • 「テレビの受動的なものは、脳の成長が妨げられる。」
  • 「学校の授業は受動的なものになりがちだ。」

「能動的」を使った例文としては、次のようなものなどがあります。

  • 「課題を解決するために能動的に行動する。」
  • 「情報を発信するのは能動的な行いである。」
  • 「能動的な学習によって定着を図る。」
  • 「彼は能動的な役割をいつも果たす。」

「受動的」と「能動的」の使い分け方

「受動的」と「能動的」は、いずれも姿勢や態度を表現する言葉ですが、意味が違います。

「受動的」の意味は、作用を他の人から及ぼされる様です。

一方、「能動的」の意味は、自分の方から作用を他の人に及ぼす様です。

例えば、「受動的な学習」というのは、与えられた知識を記憶したりするのみの受け身のものです。

一方、「能動的な学習」というのは、課題を積極的に設定したりして、行動を自分が起こすものです。

そのため、「受動的」は受け身であることで、「能動的」は自分から働きかけることであり、二つの言葉の意味は逆になります。

「受動的」と「能動的」の英語表記の違い

「受動的」の英語表記は「passive」になり、例えば、「受動的な態度をとる」の英語表記は「take a passive attitude」になります。

一方、「能動的」の英語表記は「active」になり、例えば、「能動的に取り組む」の英語表記は「make an effort actively」になります。

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RUN-WAY編集部

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