「下位互換」の意味とは?具体的な「下位互換」の事例などを解説




「下位互換」の意味とは?

「下位互換」というのは、「上位に対して互換性を下位が持つこと」という意味です。

例えば、「下位互換」があるのは、ソフトウェアなどで上位グレードの商品で作ったデータを安い価格の下位グレードの商品でも使える時です。

「下位互換」の「下位」は、「古い商品」とよく間違われる時があります。

しかし、商品における下位グレードが「下位互換」になるため注意しましょう。

具体的な「下位互換」の事例とは?

ここでは、具体的な「下位互換」の事例についてご紹介します。

PhotoShop(フォトショップ)

ソフトウェアでは、「下位互換」がある商品が多く販売されています。

グラフィックソフトのAdobe社は、「下位互換」の商品を「Elementsファミリー」として販売しています。

「Adobe PhotoShop Elements」は、「Adobe PhotoShop」の「下位互換」の商品になります。

なお、「Adobe PhotoShop Elements」は、上位グレードの商品の一部の機能はありませんが、作って保存したデータを使うことができるようになっています。

パソコン用のメモリ

パソコンのメモリは、メモリスロットという上位のメモリに対応したものに設定ができる「下位互換」があります。

パソコンにメモリを設定する時には、メモリ用のスロットに「ピン」といわれる箇所を差し込んで接続します。

メモリの種類によってもピンの数は違っていますが、種類が同じでも上位になるほどピンの数が多くなり、データの処理スピードが早くなります。

上位の240ピンにメモリスロットそのものが対応している時でも、168ピンの下位のメモリを使うことができます。

PlayStation2(プレイステーションツー)

ソニーのゲーム機のPlayStation2は、同じソニーの古い商品のPlayStationの後継になる機種です。

PlayStationとPlayStation2は、スペックが全く違った商品ですが、PlayStationのソフトウェアを使うためにPlayStation2には互換機能が搭載されています。

しかし、この互換機能は完全なものではありませんが、PlayStation2でPlayStation用のほとんどのゲームソフトは使うことができます。

そのため、PlayStation2は、PlayStationの「下位互換」になります。

「下位互換」の使い方とは?

ここでは、「下位互換」を使った例文についてご紹介します。

「下位互換がないのであれば、このデータは使用できない。」

この例文の意味は、シリーズが同じソフトウェア使用していても、互換性がない時は、下位ランクのソフトウェアで作ったデータを、上位ランクのソフトウェアでは使用できないということになります。

このように、「下位互換」の意味としては、「下位ランクのものが、上位ランクのものに対して互換性があること」になります。

このような時は、データを新しく作り直す必要があるでしょう。

「このソフトウェアは安いが、下位互換があるため高いソフトウェアで作ったデータが使用できる。」

この例文の意味は、安いソフトウェアを買ったが、高いソフトウェアで作ったデータが使用できるので良かったということになります。

例えば、会社で使用しているソフトウェアが高い時は、「下位互換」がある安いソフトウェアを自宅用に買うと、便利でしょう。

ゲーム機における「下位互換」とは?

過去に販売された古いゲームがプレイできることが、ゲーム機における「下位互換」になります。

つまり、ゲーム機における「下位互換」とは、新しいゲーム機でも古いゲーム機でプレイしたゲームがプレイできることです。

例えば、「Xbox One」という家庭用のゲーム機では、古い「Xbox」用の一部のゲームをプレイすることができます。

「Xbox」の初代のものや「Xbox 360」として2005年に発売されたものなどでプレイできるゲームも、「Xbox One」でプレイすることができます。

「下位互換」の類義語とは?

ここでは、「下位互換」の類義語についてご紹介します。

「廉価版」「先方互換」

「廉価版」と「先方互換」は、ほとんど「下位互換」と同じ意味を持っています。

「廉価版」の意味は、「普及している商品の一部の機能を制限して安くした商品」ということです。

そのため、「下位互換」とほとんど同じニュアンスで使うことができます。

なお、「機能が劣る」という意味の「劣化版」ではないため、間違わないように注意しましょう。

一方、「先方互換」の意味は、「先に販売した商品が後から販売した商品と互換性があること」になります。

先に販売した商品は、後から販売する商品に比較してスペックや機能が劣っているため、「下位互換」のニュアンスとして使われる時が多くあります。

「下位互換」は、上位グレードに対して下位グレードが互換性を持つことです。

「前方互換」

「前方互換」の意味は、「新しい商品に対して古い商品が互換性を持つこと」になります。

「前方互換」は「下位互換」と間違って使われるときも多くありますが、言葉の意味が違うので、意味に応じて使い分ける必要があります。

「前方互換」は、新しいバージョンに対して古いバージョンが互換性を持つことです。

「下位互換」の対義語とは?

「上位互換」が、「下位互換」の対義語になります。

ソフトウェアなどにおける意味は、「下位グレードの商品に対して上位グレードの商品が互換性を持つこと」になります。

また、「上位互換」は、トレーディングカードゲームでも「下位互換」の対義語になります。

「上位互換」の意味は、対戦したカードの中の一つが「優れていること」になります。

「下位互換」の英語表現とは?

「lower compatiblity」が、「下位互換」の英語表現になります。

「lower compatiblity」の「lower」は意味が「低い」で「low」の形容詞、「compatiblity」は意味が「適合性」や「互換性」で名詞です。

「○○の下位互換」という時は、「○○ lower compatibility」と商品名を前につけて使います。

また、「lower」の代わりに、意味が「下向き」の「downward」を使った「downward compatibility」の意味も「下位互換」になります。

なお、英語表現の「前方互換」と「下位互換」も、日本語と同じように表現が似通ったものになりますが、間違わないように注意しましょう。

「forward compatibility」が「前方互換」、「downward compatibility」が「下位互換」になります。






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RUN-WAY編集部

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