ラインアップの意味とは? ラインナップとの違いなどを解説




ラインアップの意味とは?

ラインアップは、いくつかの意味があります。

ここでは、ラインアップの意味についてご紹介します。

並んだもの

ラインアップは、並んだものが基本的な意味です。

ラインアップのラインは、名詞の意味がなわ・線・網、動詞の意味が並べる、線を引くになります。

ラインアップが表すものはいくつかありますが、複数の違ったものが並んだ状況をイメージするといいでしょう。

品揃え

ラインアップは、品揃えという意味もあります。

ラインアップの元になっている英単語の「line up」の意味は、準備する、並べるという意味です。

一堂に売るための品物などを集めて準備したものがラインアップで、新製品ラインアップなどと商品カタログに表記しているのは、商品の写真や仕様などが載った商品の品揃えが一覧できるようになっています。

メンバー

ラインアップは、メンバーという意味もあります。

ラインの意味としては、横に人が広がって並ぶこともあります。

横に人が並ぶと、こちらに一人ひとりが顔を向けたようになり、一人ひとりのメンバーの顔がよくわかるため、ここからラインアップのメンバーという意味は来ています。

ラインアップが野球で使われるときは、打順のオーダー(出場メンバー)という意味になります。

プログラム

ラインアップは、プログラムという意味もあります。

ラジオやテレビの番組表のプログラムは、放送局や時間ごとに放送する予定の番組が並んだものです。

また、番組の終わりに「この後の放送ラインアップ」というようなときは、「この後の放送番組」ということを表現しています。

ラインアップとラインナップの違いとは?

ここでは、ラインアップとラインナップの違いについてご紹介します。

ラインアップとラインナップは、英語の発音が違うのみであり、全く意味は同じです。

書き言葉としては、正しい表記がラインアップになります。

ラインアップと国語辞典にも表記されています。

一方、ラインナップは、英単語では「line-up」あるいは「lineup」と書きます。

読むときに「line」と「up」を繋げると、「n」の「ン」の発音と「u」の「ア」の発音が組み合わさって、「ナ」の発音になります。

口語で使うときは、ラインナップの方が自然です。

ラインナップと英語圏のネイティブも発音しています。

ラインアップの類義語とは?

ここでは、ラインアップの類義語についてご紹介します。

リスト

リストの意味は、目録、一覧表、名簿ということで、ラインアップの意味の一列に並んだものということに最も近い類義語です。

リストは高い抽象度で広い意味で使われており、後でご紹介する類義語も意味的にリストは内包しています。

ブラックリストという言葉を耳にした人も多くいるのではないでしょうか。

ブラックリストの意味は注意する必要がある人物を書いた名簿ということで、これも一列に名前が並んでいるイメージが浮かぶでしょう。

リストアップの意味は、条件をクリアするものを多くの中から選び出して一覧表にまとめるということです。

しかし、リストアップは和製英語で、「list up」という英単語はないため注意しましょう。

メニュー

メニューというと、まず献立表をイメージする人が多くいるでしょう。

しかし、基本的なメニューの意味は準備されている内容・項目です。

献立という意味で、ここから転じて使われるようになりました。

この意味で、パソコンのメニュー画面や効率良くジムで運動するために準備されたトレーニングメニューなども使われています。

フランス語の「menu」がメニューの語源です。

オーダー

オーダーというと、発注、注文という意味をまずイメージする人が多くいるでしょう。

もちろんこの意味もオーダーにはありますが、序列という意味もあります。

この序列という意味においては、ラインアップの類義語にオーダーもなります。

例えば、バッティングオーダーと野球のラインアップはいい換えることができます。

オーダーとラインアップは、ニュアンスが違っています。

オーダーのときは、重点が顔ぶれの順番に置かれています。

そのため、バッティングオーダーという言葉が、野球では非常に打順の順番が大切であるために使われています。

プログラム

ラインアップの類義語としては、プログラムもあります。

プログラムの意味は、プログラミングの他にも、番組、計画表、目録ということがあります。

テレビ番組は、「TV program」という英語表現になります。

催しの演劇などの実行計画というニュアンスで使うこともあります。

このときの意味は演目になります。

キャスト

ラインアップの類義語としては、配役という意味のキャストもあります。

キャストは映画やドラマの配役をいう言葉であるため、使い方としてはラインアップより限定的です。

英単語の「cast」は、割り当てるという意味です。

配役という意味が、ここから転じて生まれました。

キャスティングというのは、配役を決めることです。

コンテンツ

ラインアップの類義語としては、中身・内容という意味のコンテンツもあります。

英単語の「content」は、書籍の目次という意味もあります。

「index」という英単語も、書籍の目次という意味では使われています。

コンテンツの意味としては、インターネット上のテキスト、映像、音楽、などの情報の内容ということで使われるときが多くあります。

チーム

ラインアップの類義語としては、スポーツの組という意味のチームもあります。

もともとのチームの意味は、仕事を共同で行う一団の人です。

そのため、チームという言葉は本来スポーツのみに限って使う言葉ではありません。

布陣

ラインアップの類義語としては、布陣があります。

布陣の意味は、配置を構えること、配置の編成ということです。

勝負や戦いのシーンで使う言葉でしょう。

ラインアップと布陣は、同じような意味で使えます。

商品目録

ラインアップの類義語としては、商品目録があります。

しかし、商品目録は商品そのものではなく、ネットサイトや冊子など、ほとんどポートフォリオとして商品の写真を並べたような状態をいいます。

ラインアップとは意味がちょっと違っていますが、大まかには合っているでしょう。




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RUN-WAY編集部

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