論理思考(ロジカルシンキング)とは? マスターするメリットや必要なケースなどを解説




論理思考(ロジカルシンキング)とは?

論理的思考(ロジカルシンキング)は、伝えたい結論(主張)に向けて、筋道立てて根拠を考えることです。

ここでは、例文についてご紹介します。

「今日は暑い。というのは水分を取りすぎたためだ。」

「水分を取りすぎたため」というのは、「暑い」理由として納得感を得にくいでしょう。

この例文は極端なものですが、思考が筋道立ってできないと同じようなことがビジネスシーンでも起きます。

そのため、根拠がはっきりしない、または理由がわからなくて納得感のない意見が飛び交うようになります。

会議や打ち合わせでの議論、営業現場での提案、毎日のコミュニケーションなど、いろいろなシーンで私たちは意見をいうことが要求されます。

論理的思考は、この意見を納得感を持って相手に受け止めてもらうために非常に大切なスキルといえます。

論理的思考をマスターするメリットとは?

ここでは、論理的思考をマスターするメリットについてご紹介します。

自分の考えが相手に伝わりやすい

論理的思考ができると、論理立てた説明が情報を人と共有するときにもできます。

ビジネスシーンでは、無駄のない論理的な説明の方が感情的な箇所が多い説明よりも望ましいことが多くあります。

論理が破綻したり飛躍したりしないで、首尾一貫した説明ができると、自分の考えが相手に伝わりやすいでしょう。

当然ですが、論理的思考は話を直接するときのみでなく、チャットやメールで連絡するときも役に立ちます。

自社の商品やサービスを売り込むときや新しい企画やアイデアを提案したいときなども、わかりやすい論理的な説明ができると承諾や理解を得やすいために大きなメリットになります。

要因を特定するスキルと問題を解決するスキルがアップする

論理的思考では、要因と結果、つまり因果関係を常に把握しながら思考します。

無意識のうちにこの考え方ができれば、トラブルが何か発生したときに要因を特定したり、解決策を考えたりするスキルがアップします。

ビジネスシーンに置き直せば、大きな壁に進行中のプロジェクトで直面したときに、現状をどうすれば打破できるか、改善するのはどこがいいかなどを判断するスキルがアップするでしょう。

論理的思考が必要なケースとは?

ここでは、論理的思考が必要なケースについてご紹介します。

問題が解決できない

多くの仕事は、問題を解決することです。

問題解決としては、お客様が困っていることを解決することや、社内業務で頻繫にミスが発生したときに要因を特定して対策を検討することがあります。

問題を解決するためには、問題が発生した要因は何か、本当にこれは問題か、打つべき本当の解決策は何かを論理的に考えることが大切です。

論理的に考えることができなければ、問題解決が表面的なものになり、根本的に解決できないときなどがあります。

例えば、同じミスを社内で繰り返す社員がいたとします。

そのため、上長が厳しく「ミスを繰り返さないように」といって指導しました。

では、ミスがこれで全く無くなるでしょうか?

ミスを再度しないと心に誓った社員は、ミスが一時的には少なくなるかもしれません。

しかし、日にちが経つと、気がだんだん緩んできて再度ミスが発生するようになるでしょう。

このケースでは、同じミスを社員が繰り返すのは、厳しく上長からいわれていないためである、という短絡的な論理になっています。

本来であれば、社員がミスを繰り返すのは、どのような仕事で、どのような状態でという要因を追求し、解決策を具体的に打つ必要があります。

このように、問題は根拠を論理的に考えることができなければ解決できません。

そのため、仕事の成果を思うように上げられなくなります。

上手くコミュニケーションがとれない

1人では多くの仕事は完結できないため、他の人の協力が必要です。

施策を社内で提案するときや誰かに要望を伝えて行動して欲しいときには、根拠を相手が納得できるように論理的に整理して、アピールすることが要求されます。

論理的思考がこのときにできなければ、要望、主張、提案が根拠のないものになり、相手は「これは受け入れるべきだろうか」と悩みます。

そのため、他の人の協力が得られない、話が進まないというようなことになります。

同じことが、自分が聞き手のときにも起きます。

論理的思考ができなければ、他の人がいい提案や働きかけをしてくれても、相手の話の主張と根拠がわかりません。

そのため、「何となく嫌だ」と判断が感覚的なものになって、正しい主張を拒むようなことになりかねません。

ひと昔前のときは、少しコミュニケーションが雑でも行間や文脈を相手が汲み取ってくれて、意思疎通が図れるシーンが多かったでしょう。

しかし、現在は多様性の時代といわれているように、従来以上に仕事をいろいろな業界、職種、年代、人種、働き方の人々と行うチャンスが多くなってきています。

組織にいろいろな人々が集まっている中において、問題解決のために適切に他の人とコミュニケーションをとっていくために、一層強く論理的思考が要求されるようになってきています。

代表的な論理的思考の手法とは?

ここでは、代表的な論理的思考の手法についてご紹介します。

帰納法

帰納法の考え方は、共通点を多くの実例の中から探して結論を導き出すもので、統計分析にも使われます。

例えば、「人に感染するのは、ウイルスA、ウイルスB、ウイルスCである」という実例から、結論としてタイプに限らずウイルスは人に感染する可能性が大きいというものを導き出します。

演繹法

演繹法は、三段論法ともいわれており、アリストテレスが提唱した手法です。

結論付ける方法は、一般論と観察事項を結び付けるものです。

例えば、一般論の猫は動物であると観察事項のポチは猫であるを結び付けて、ポチは動物であるという結論になります。

弁証法

弁証法の考え方は、肯定されている事柄について否定案を示すもので、解決するための統合案を導き出します。

例えば、コーヒーを飲みたいという肯定されている事柄について、身体にカフェインの摂りすぎは良くないという否定案を示して、カフェインレスのコーヒーを飲むという統合案を導き出します。






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RUN-WAY編集部

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