主体性の意味とは? 自主性と主体性の違いなどを解説




主体性の意味とは?

ここでは、主体性の意味についてご紹介します。

主体性の意味は、責任を持って自分の判断や意志に基づいて行動することです。

取るべき行動を自分の考えによって選ぶのみでなく、自分が行動した結果にも責任を持つという意味があります。

主体性の意味は、簡単にいうと、自分で決定できることは自分で決定して行動することです。

例えば、自分で必ず午後10時には寝ると決定して実際に寝るのみでも、主体性があるといえます。

主体性の類義語とは?

主体性の類義語としては、当事者意識があります。

当事者意識というのは、その事柄が直接自分に関係するという自覚のことです。

主体性の意味は、問題に取り組むときに自分の考えを柱にすることであるため、当事者意識がある性質と考えられるでしょう。

当事者意識がある従業員は、自分が担当する仕事に携わっているという自覚によって責任を感じて、主体性がある行動をしやすくなります。

自主性と主体性の違い

自主性というのは、自分が判断して行動することです。

自分の行動がわかっているときに、指示を他の人から受ける前に自分から率先して行動するという意味になります。

自主性と主体性を比較すると、自分が判断して行動するということでは共通しています。

しかし、責任と選択の自由という意味が自主性には含まれていません。

一方、責任を自分の行動に負うことが主体性は強調されています。

例えば、AからBまで動くとしましょう。

AからBまでは3本の道路が通じているとすると、自分でどの道路を通るかを決定する行動は自主性になります。

しかし、Bまで道路が通じていることは事実であるため、どの道路を選んでもミスすることはないため、大きな責任は選んだ自分に伴いません。

一方、AからBまでに道路がなく、手探りで動く必要があったとしましょう。

このときは道路が無いために、自分でどのように動くかを決定する必要があり、動いたとしてもBに必ず着くことができるかどうかもはっきりしません。

自分の考えで行動を決定して行動して、責任を行動した結果に持つことが主体性です。

自主性と主体性は自分の判断でいずれも行動することですが、主体性は責任を結果に対して持つため、意味がより重くなります。

主体性をアップする方法

ここでは、主体性をアップする方法についてご紹介します。

自分で選ぶ機会を多くする

主体性をアップするためには、自分で選ぶ機会を多くする方法がいいでしょう。

判断・責任・決断・実行が、主体性を構成する要素です。

進む方向を必要なことを取捨選択して決心して、責任を持って行動します。

自分の責任のもとで何事も決定して行動することによって、主体性が自然と身に付きます。

今からの行動を制限する要因としては、ミスすることに対する恐怖もあります。

まずはミスを恐れ過ぎないで、積極的に行動してみましょう。

目標達成までの期限を決定する

仕事の目標を決定するときは、目標達成までの期限を決定しましょう。

期限が決定しているときは、行動日程を目標期限から逆算して決定する必要があります。

主体性を持つことの第一歩は、自分でこのような行動日程を決定することです。

そして、目標期限を決定することによって、目標期限に遅れないように行動しようという気持ちになるでしょう。

そのため、自分が決定した行動日程をこなすことが主体性に繋がります。

主体的に行動して成功した体験をメモする

自信が自分の体験に持てることも、主体性がアップする方法になります。

過去を振り返って、自分で行動して成功した体験をメモしましょう。

スマホにメモしてもいいし、ノートにメモしてもいいでしょう。

成功した体験は、今まで生きてきた中では必ずいくつかあるでしょう。

仕事での体験でなくても問題ありません。

例えば、上手く就職活動がいったことでも成功した体験になります。

企業研究や業界研究で取捨選択して、自分で就職したい企業を決定して、面接にチャレンジして、就職に見事に成功したような体験は、主体的に行動した成果です。

主体性があるような人の行動を模倣する

自分の周囲にいる人の中で主体性があるような人の行動を模倣することでも、主体性がアップします。

主体性があるような人を見ていると、待っていないことがわかるでしょう。

行動するために、何かを常に考えています。

「このようにこれをやるとどうでしょう」などというような意見も、よく提案しているでしょう。

待つ状態を無くすことを模倣するのみでも、自然と主体性はアップするためおすすめです。

自分の周囲の人の気持ちを考慮する

主体性をアップする方法としては、自分の周囲の人の気持ちを考慮することもあります。

仕事を主体性がない人と一緒に行うと、全ての責任を押し付けられている感じになるでしょう。

例えば、仕事が進まないのはあなたが指示してくれないためといわれているような感じです。

このような思いを自分の周囲の人にさせないことを考慮すれば、行動するときに主体性を持という意識が出てきます。

主体性のある人になると、自分の評価がアップして、直属の上長などの評価もアップします。

主体性の英語表現とは?

ここでは、主体性の英語表現についてご紹介します。

「independence」が、主体性の英語訳表現になります。

「independence」の意味は、自立、独立などです。

主として、他の人に頼らないことという意味合いで使われます。

また、「independence」の代わりに「initiative」を使うこともあり、このときは物事を自分の力で進めるという意味合いが強くなります。

「initiative」は先導権などの意味があり、イニシアチブというカタカナ語を目にすることも昨今は多くあります。

「initiative」は、「showing initiative」(主体性を示す)「taking initiative」(主体的に〜する)などの表現で使われます。

「independence」を使った例文としては、次のようなものがあります。

  • 「We are seeking employees who have a strong sense of independence.」(主体性の高い人材を私たちは探しています。)




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RUN-WAY編集部

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