「融通(ゆうずう)」の意味とは?使い方や類義語などを解説




融通(ゆうずう)の意味とは?

融通(ゆうずう)の意味は、何かに固執しないで、柔軟に物事に対応し、処理を的確に行うことです。

また、融通は、お金を貸し借りするという意味もあります。

融通の語源は、仏教に関する融通無碍という言葉であるといわれています。

融通無碍は、仏教に関する華厳経という書物に書かれており、違ったものが溶け合うという意味があります。

この溶け合うという意味が本来の融の意味でしたが、現在での使い方は滞らないことということが多くなっています。

融通の使い方とは?

意味合いが、融通に付ける言葉によって違ってくるため、ここでは融通の使い方についてご紹介します。

融通が利く

融通が利くの意味は、その場にふさわしい対処が臨機応変にできることです。

そのため、融通が利く人の意味は、その場に相応しい柔軟な対処が臨機応変にできる人という非常にポジティブなものです。

融通が利くの類義語としては、柔軟な、機転が利く、物分かりがいいなどがあります。

他の人からあなたは融通が利くといわれたら、褒めてもらったことになります。

さらに、融通が利くと評価されたのはどのようなところか、上手く具体的に聞いてみましょう。

融通が利かない

融通が利かないの意味は、考え方や態度が一辺倒で、注意が細かいところまで及ばない様です。

そのため、融通が利かない人というのは、そのような人を表現するため、相当良くない人物の評価といえるでしょう。

他の人からあなたは融通が利かないといわれたら、注意が必要でしょう。

この時は、その評価の要因を掴んで、融通が利く人を目指しましょう。

融通が利かないの類義語としては、機転が利かない、頑固な、杓子定規のなどがありますが、いずれも相当ネガティブな表現になります。

融通する

融通の意味としては、他と調整するということもあります。

例えば、融通をつける、スケジュールを融通するなどと使います。

あるいは、ミーティングを急に行いたいのですが、融通をつけていただけないでしょうか?などと使います。

この時の類義語としては、取り計らう、都合をつけるになります。

融通の類義語とは?

ここでは、融通の類義語についてご紹介します。

融資

融資の意味は、お金を融通して貸すことです。

よく使われる表現としては、融資を銀行から受ける、ということがあります。

融資を行うのは銀行側になります。

どちらかというと、一方通行的な銀行から顧客へという関係を表現します。

融資はお金に限定していますが、融通は貸借全般を表現する言葉であるため、お金以外にも使います。

融通は、時間を融通する、車を運搬するために融通するなど、時間や物、空間と適用する幅が広くなります。

また、持ち物を融通し合うというように、共有やシェアというイメージで使われる時もあります。

順応

順応の意味は、環境に適合するということです。

多く使われるシーンとしては、新しい環境に適応してきた、ということが挙げられます。

一方、融通はいろいろなシーンで発揮される柔軟性をいうことが多くあります。

そのため、順応は環境に適合すること自体ですが、融通は柔軟性を環境に適合するために発揮することになります。

融通の対義語とは?

ここでは、融通の対義語についてご紹介します。

頑固

頑固の意味は、かたくなに自分の態度や考え方を守り続けて、他の人の意見を受け入れないこと、あるいはその様子ということです。

頑固は、一つのことにかたくなにこだわり続けること、簡単には曲げなくて一貫性を持つことをいいます。

このような意味から転じて、頭が固いことを表現する時にも頑固は使います。

頑固の使い方としては、頑固一徹、頑固おやじ、などがあります。

頑固一徹の一徹の意味は、自分の考えを強情に押し通すということです。

ほとんど頑固と同じ意味になります。

つまり、信念を絶対に曲げないで貫き通す行動や性格を表現するものです。

また、頑固おやじは、わからずやの父親で、信念を曲げなかったり、かたくなに意地を張ったりするような時に使います。

融通が利かない人の特徴とは?

案外と融通が利かない人は多くいます。

対応が臨機応変にできなく、他の人と仕事やプライベートでたまに衝突する時があります。

融通が利かない人の特徴を把握しておくと、対処が上手くできるでしょう。

ここでは、融通が利かない人の特徴についてご紹介します。

ルールやマニュアルに忠実過ぎる

融通が利かない人は、最も大切なことが決められたルールやマニュアルに従うことであると考えています。

当然ですが、基本的にルールやマニュアルは間違いなく守るためにあるものですが、例外的なことが発生するとルールやマニュアルとは違った対応をする方がいい時もあります。

例えば、緊急対応する必要がある仕事を応援して欲しいといわれても担当が違っているから断ったり、仕事のやり方を変更する方が効率アップするといわれてもマニュアル通りにかたくなに行うことにこだわったりします。

他の人から見れば効率がよくないと感じるでしょうが、本人からするとマニュアルと違ったことは間違っており、受け入れにくいものです。

几帳面である

融通が利かない人の特徴としては、几帳面で細かなところまで気になることもあります。

他の人が気にしないようなわずかな変化でも気にするため、上手く仕事で発揮されると役に立つ時も多くあるでしょう。

しかし、細かなことが気になり過ぎて全体が掴めなく、基本的なことを見逃しがちであるということには注意する必要があります。

性格は、突き詰めて納得できるようにしたいということがあります。

例えば、納期が間近であるため、一度70%の完成度で提出して欲しいといわれた時でも、なかなか100%になるまでか提出しないということも良くあります。

融通の英語表現とは?

融通そのものが多義語であるため、意味に合わせて英語表現も変える必要があります。

お金を融通する時の英語表現は、「lend」になります。

ちょっとフォーマルな融通手形のような英語表現は、「accommodation 」になります。

「accommodation 」を使った例文としては、次のようなものがあります。

  • 「She accommodated him with money.」(彼女は彼にお金を用立てた。)

柔軟性を表現する融通の英語表現は、「flexible」が相応しいでしょう。

「flexible」を使った例文としては、次のようなものがあります。

  • 「She works flexible hours.」(彼女は融通の利く時間の中で仕事をする。)

「flexible」は、自分で出勤や退勤時間が決められるフレックスタイムの語源の英単語です。






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RUN-WAY編集部

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