医療事務の年収は?地域別や雇用別、収入アップの方法など解説!

医療事務の年収

医療事務の収入の相場や収入を増やす方法について紹介をします。医療事務は専門職ではありますが、年収がそれほど高い業種ではありません。

しかし、勤め先をしっかりと選べば高い年収も可能です。もっと収入を増やしたいのならば現状に満足せず、向上心と行動力を持ちましょう。

 


Contents

  1. 医療事務の平均年収
    医療事務の地域別の平均年収
    医療事務の雇用別平均収入
    医療事務の年齢別の平均年収
    医療事務の勤め先別年収
  2. 医療事務のボーナスや待遇
    ボーナスの状況
    残業について
    出勤について
    託児所について
    各種社会保険完備
    資格手当
    産休・育休について
  3. 医療事務で収入をアップさせる方法
    規模の大きな病院、待遇の良い病院で働く
    医療事務の資格を取得する
    救急外来の医療事務で働く
    経験を積む・出世をする
    勤務先に交渉する
    月初め・月末などにシフトに入る
    勤務先に貢献をする
  4. まとめ

 

医療事務の平均年収

医療事務の平均年収について紹介します。医療事務は医療系の仕事の中では年収が良くありませんが、安定して働けること、ライフスタイルに合わせた働き方ができることから女性に人気です。

医療事務の地域別の平均年収

医療事務の年収は地域によって違います。都心部は高く、地方は低い傾向にあります。1番年収が高いのは東京の451万円、低いのは沖縄県の258万円です。

都道府県 推定年収
北海道 290万円
青森 274万円
岩手 299万円
宮城 322万円
秋田 264万円
山形 296万円
福島 290万円
茨城 322万円
栃木 322万円
群馬 322万円
埼玉 290万円
千葉 322万円
東京 451万円
神奈川 354万円
新潟 290万円
富山 290万円
石川 322万円
福井 322万円
山梨 290万円
長野 322万円
岐阜 290万円
静岡 322万円
愛知 354万円
三重 322万円
滋賀 322万円
京都 322万円
大阪 386万円
兵庫 322万円
奈良 322万円
和歌山 290万円
鳥取 290万円
島根 290万円
岡山 322万円
広島 322万円
山口 322万円
徳島 322万円
香川 290万円
愛媛 290万円
高知 290万円
福岡 322万円
佐賀 258万円
長崎 290万円
熊本 290万円
大分 290万円
宮崎 258万円
鹿児島 290万円
沖縄 258万円

医療事務の雇用別平均収入

医療事務は正社員だけでなく、パートや派遣社員などとして働いている人も多いです。

病院雇用のフルタイムの正社員の場合、平均給与は15万4千~23万円ほどが平均です。医療関係や事務関係の正社員としてはあまり高い給与ではありません。

しかし、ボーナスや退職金などがあるので派遣やパートなどに比べると年収は高くなります。

ただし、大病院の主任や部長などになると月収30万円以上も可能です。

パートは時給900~1,200円程度が相場です。フルタイムで働くと月収15万円以上も可能です。

パートの場合はフルタイムだけでなく、週に3日や1日4時間程度の短時間勤務もしている人もいます。ボーナスや退職金などはあまりありません。

派遣は時給1,000~1,400円の求人が多いです。フルタイム勤務ならば月収20万円以上も可能です。ただし、ボーナスや退職金はなく、数カ月ごとの更新なのであまり安定しているとはいえません。

医療事務の年齢別の平均年収

年齢別に分けた医療事務の平均年収について見てみましょう。医療事務は年齢を重ねるごとに収入は上がる傾向にはありますが、ほかの業種に比べて緩やかです。どの年代でも一人暮らしで生計を立てるにはやや厳しい金額です。

年齢 年収
20代 194万~242万円
30代 180万~185万円
40代 204万~242万円
50代 277万~280万円
60代 163万円

 

医療事務の勤め先別年収

医療事務は勤め先によっても収入は違います。規模の大きな医療施設の方が給与は良い傾向にあります。

大学病院の平均年収は249万円、総合病院の平均年収は230万円、個人診療所やクリニックの平均年収は201万円程です。

規模の小さな病院はレセプト業務や窓口、受付、会計処理などを一手に引き受けることが多いですが、規模の大きな病院の場合は分業化が進んでいます。大勢の医療スタッフ及び患者と接するので連携が大切になるうえ、処理数は膨大です。

 

医療事務のボーナスや待遇について

医療事務のボーナス及び待遇について紹介します。勤め先による差が大きいので求人票を良くチェックしましょう。基本給だけでなく、手当や年間休日、残業の有無なども重要です。

ボーナスの状況

医療事務の派遣社員やパートはボーナスが出ない場合が多いですが、正社員には夏冬にボーナスを支給しているところも多いです。ボーナスの支給額は2~4か月分が一般的となっています。

これが正社員とそれ以外の収入の大きな差です。

残業について

医療事務には繁忙期とそうでない時期があります。月初めは保険証のチェックが多くなり、月末には診療請求をまとめたりなど忙しくなったり残業が多くなる時期があるので覚悟しましょう。

どの雇用形態であっても残業代は出る場合がほとんどです。しかし、中には残業無しという病院もあります。残業代で稼ぎたいという人は注意してください。

残業の有無や量、多い時期などは雇用先によって違うので面接のときに確認しましょう。

出勤について

出勤は病院の診療日によります。週末に休みの病院ならば平日勤務になりますが、週末や祝日にも開けている病院ならばシフト勤務です。また、夜間も開けている病院ならば当然夜勤もあります。

託児所について

病院の運営に欠かせない医療事務や看護師は女性が多いので、福利厚生の一環としてある程度規模の大きな病院は院内に託児所を設けていることがあります。

ただし、求人票に「託児所完備」とある場合であっても実際に利用しようとすると「その時間は定員オーバー」「3歳まで」などと言われる場合もあるのであらかじめ本当に希望する時間や日時に利用できるかを確認しましょう。病院と離れた建物が託児所になっていたり、託児料があまり安くなかったり、正社員しか利用できなかったりする場合もあります。

各種社会保険完備

正社員だけでなく、パートや派遣社員であっても一定の水準を満たせば社会保険、年金、失業保険などの各種社会保険に加入が可能です。

資格手当

医療事務は無資格でも就くことが可能ですが、資格を所持していると給与に資格手当が上乗せさせる場合があります。特にレセプト業務は狙い目です。

また、これから資格を取得する場合は受験料などの補助金を出したり講習会に無料で行かせてくれたりする職場もあります。

産休・育休について

産休や育休の取得のしやすさは勤務先によって変わります。パートや派遣社員よりは正社員の方が取りやすいでしょう。

育休や産休が取れなかったとしても、医療事務は専門職なので子育てや生活などが落ち着いてから再び職場に復帰しやすいという特徴があります。

 

医療事務で収入をアップさせる方法

医療事務は専門職ではありますが、平均的な収入はそれほど高くありません。医療事務の収入をアップさせるにはどうしたらいいのかについてまとめました。

規模の大きな病院、待遇の良い病院で働く

医療事務は個人診療所よりも規模の大きな病院の方が良い傾向にあります。都市部のなるべく大きな病院への就職を狙いましょう。

より待遇のよい正社員の募集は少ないですが、派遣やパートの募集は安定している場合が多いです。いずれは正社員を狙いたいのならば直接雇用の可能性が高い紹介予定派遣がおすすめです。

医療事務の資格を取得する

医療事務の仕事は資格を取得していなくても就くことはできますが、待遇の良い求人は資格の保持が義務つけられている場合が多いです。また、資格手当がある職場もあります。

しかし、医療事務の資格ならばなんでもいいというわけではありません。医療事務の資格は4つありますが、中でも難易度の高い「医療事務管理士技能認定試験」は価値があります。

医療事務管理士技能認定試験では主に診療報酬の計算やレセプト作成のスキルがもとめられます。これらは医療事務の中でも専門性が高く、迅速で正確な処理が求められるのでこの資格を所持していると様々な職場で重宝されるでしょう。

受験資格はないので自分でテキストをそろえて独学したり通信講座や夜間スクールなどを利用したりすれば働きながらでも取得できます。

 

救急外来の医療事務で働く

救急外来は夜間開いている病院は当然のことながら夜にも医療事務が必要です。夜の勤務は夜間手当がつくので収入アップに繋がります。同様に年末年始も休むことはできませんが、その分収入に繋げることができるでしょう。

しかし、救急外来は名前の通り、緊急性の高い患者が来院します。医療スタッフも非常勤の医師などが多いです。緊張感に包まれた現場の中、患者や付き添いの人を安心させ、医療スタッフとの連携を取るなどの日中の一般外来以上に細やかな気配りと迅速な処理が求められます。

経験を積む・出世をする

規模の大きい病院の方が待遇はいい傾向にありますが、一般の医療事務では収入は限界があります。勤続年数が長くなれば昇給もありえますが、それほど期待はできません。主任や課長など役職に就けるようになりましょう。収入をアップさせることができます。

もちろん、昇進に伴う責任も生じます。医療事務の仕事だけでなく、部下である医療事務スタッフの教育やシフト管理、ほかの部署との連携なども求められるようになるでしょう。

勤務先に交渉する

業務のスキルや勤続年数、病院への貢献度などが今の給料では見合わないと感じているのならば勤務先に賃上げの交渉を行うのも1つの方法です。

転職によって収入アップも1つの道ですが、転職をする前に勤務先に交渉をしてみても損はありません。

月初め・月末などにシフトに入る

フルタイムではないパートとして医療事務で働いている場合、レセプト業務の多い月初めや月末などは残業が生じることが多いので普段よりも収入を増やすことができます。そのほか、内科ならば風邪やインフルエンザの季節、耳鼻科ならば花粉症の季節、眼科ならばプールの季節などに患者が増えるので忙しくなり、収入アップに繋がります。

勤務先に貢献をする

雇い主が昇給させたい、昇進させたいと思う人材は貢献をしてくれる人材です。事務処理能力が高く、ミスをせず、患者さんからの人気が高く、同僚とうまくやり、他部署との連携もスムーズな人材を重宝します。

パソコンスキルを磨く、シフト調整に協力的になる、ミスを減らす、最新の医療情報を収集するなど自分に何ができるのかを考えてみましょう。

逆に勤続年数が長くてもクレームが多い、ミスが多い、仕事が遅い、周囲との折り合いが悪いなどという場合は昇給や昇進などは望めません。

 

まとめ

医療事務の年収は200万~300万円台が相場です。専門職ですがあまり年収は高いとは言えません。医療事務は収入よりも働きやすさの面で人気がある仕事です。

正社員のほうが待遇はいいですが、パートや正社員の方が就職は楽な傾向があります。

医療事務で収入を増やしたいのならば待遇の良い職場を探す、資格を取得する、昇給・昇進を狙う、そのためのスキルアップを心がけるなどがポイントです。

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RUN-WAY編集部

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