パガニーニの超絶技巧練習曲「24のカプリス」その2【ヴァイオリニスト/月元ハルカさん】

月元悠




こんにちは、ヴァイオリニストのハルカです♪

前回から始まったパガニーニについてのコラムですが、パガニーニとは一体何者!?と思われた方もいらっしゃったと思います。
映画をご覧になってない方のために簡単にご紹介します…!

ニコロ・パガニーニ(1782~1840)

イタリアに生まれたヴァイオリンの名手。ヴァイオリンだけでなくギターやヴィオラ、そして作曲もしていたようです。あまりの上手さに「悪魔に魂を売り渡したヴァイオリニスト」と言われている。私生活では数々の浮名を流し、博打に負けたときはヴァイオリンを没収されたほど、恋愛とギャンブルを好んでいました。

今回はパガニーニのカプリス5番から8番までのご紹介です!

5番 Agitato


なにかの幕開けのようなカデンツァのような壮大なアルペジオから始まります。それから細やかな音符をサルタートという軽やかに弓を飛ばす奏法で急速に演奏します。

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