履歴書の学歴欄はポイントを押さえて正確に記入しよう!

履歴書の学歴欄はポイントを押さえて正確に記入しよう!




浪人や留年をした場合

1~2年の浪人や留年はさほどのマイナスにならないと言われています。近年は浪人も留年も珍しいことではなくなっており、採用担当者も浪人経験、留年経験がある応募者を多く見ています。マイナスになってしまう、と悲観的になる必要はありません。

浪人した場合も留年した場合も、改めてそれを学歴欄に書く必要はありません。入学卒業の年を正確に記入していれば、採用担当者には伝わります。下手に記入すると「なぜ浪人したのか?」「どうして留年することになったのか?」と面接で聞かれる可能性が高くなるので、敢えて強調しないようにしておきましょう。

ただし、家庭の事情や病気などのやむを得ない事情で長期の浪人、留年をした場合は、備考欄に書いておくのがおすすめです。長期となると採用担当者も理由が気になりますし、こちらから記入しておくことでやむを得ないことだったことを伝え、余計な誤解を回避することができるからです。

休学した場合は理由を明記する!

休学については、履歴書にその旨を記載する必要があります。休学は採用担当者にいい印象を持たれないことも多いので、なぜ休学することになったのか簡単に理由を加えておきましょう。復学した年月も記載しておくと、より親切です。

休学することになった理由は人それぞれです。留学やボランティアなどの経験はむしろアピールの材料にすることができます。

注意したいのが病気や怪我です。本人に責任はないものの、採用担当者としては、入社後元気に働いてくれるか心配になってしまいます。そのため病気や怪我に関しては完治していること、業務に支障がないことを記入して採用担当者を心配させないようにしましょう。

経済的な事情で休学した場合は、休学している間にした仕事やアルバイトから学んだことや得た経験について話せるようにしておくと、プラスに繋げることができます。

転校した場合の学歴の記入は?

転校した場合は、どうすればいいのでしょうか。高校で転校を経験した場合は、その旨を学歴欄に記載する必要があります。

小学校、中学校のときに転校を経験したという人もいるかもしれませんが、義務教育については学歴に記載する必要がなく、記載する場合も卒業した年月だけ書けばいいので、小中学校の転校に関しては悩む必要はないと言えるでしょう。

履歴書では「転校」ではなく「転入学」という書き方をします。転校前の学校や「○○高等学校」、転校後の学校が「※※高等学校」の場合、「○○高等学校入学」の一行下に「※※高等学校転入学」と書きます。
転校前の学校は卒業したことにならないので、先の例の場合「○○高等学校卒業」とは記入してはいけません。卒業することになるのは、転校先の学校になります。

留学した場合は?

留学の経験は、留学した年数によって学歴欄に書くかどうかが変わります。

語学短期留学やホームステイ、海外研修など留学した年数が1年未満の場合は「学歴」としては扱われないので、学歴欄には記載しません。しかし短期とはいえ海外での経験はしっかりとアピールにつなげたいもの。そんなときは自己PR欄や備考欄に記入するようにしましょう。

1年以上の留学は「学歴」として扱われます。留学期間に加えて、留学先の国と学校名を学歴欄に記載します。

「20〇〇年※月~20××年#月フィリピン〇〇大学に留学」と書きます。学校名はもちろん正式名称で書きましょう。更に留学した理由や留学先で行ったこと、得た経験などについて伝えたい場合は、自己PR欄や自由欄でアピールするようにします。




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RUN-WAY編集部

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