学校の学部やコースを変更した場合
学部や学科の変更は、履歴書でも非常に悩むポイントです。
学部や学科が途中で変わった時は、「編入学」と記載します。転入先の学校、学部、学科名を書いてその後ろに「編入学」を付ければ完了です。
例えば大学に入学した時は経済学部経済学科だったが、途中で教育学部教育学科に変わったというような場合は、
「20〇〇年4月※※大学経済学部経済学科入学」
「20××年4月※※大学教育学部教育学科編入学」
というように記載します。学校名や学部名、学科名は省略せず正式名称を記入しましょう。同じ学校であっても「同校」とするのは厳禁です。学科やコース名が長くなって一行に収まらない場合は、二行にまたがって記入しても構いません。ただし、学科名やコース名が行の途中で切れてしまわないように注意しましょう。
最終学歴とは何かを理解しよう!
転職活動を行う上で「最終学歴」について聞かれることも多くあります。分かっているようで意外に間違っていることも多いので、正確に把握しておくようにしましょう。一部企業や公務員試験など、最終学歴が応募条件に関係してくることも多いため「分かったつもり」でいると失敗してしまうかもしれません。
「最終」学歴という言葉のイメージから、最後に卒業した学校が最終学歴になると思っている人も多くいますが、これは間違いです。最終学歴とは、その人の学歴の中で最も高い教育機関の卒業歴を指します。
例えば大学院を出た後、別の大学に入り直して卒業したとします。この場合、最後に卒業したのは大学ですが、最終学歴は大学院修了です。同様に大学を出た後専門学校で学び直した場合、最終学歴は専門学校卒ではなく、大学卒となります。つまり学歴の最後の行にある学校が、必ず最終学歴になる訳ではないのです。
高等専門学校(高専)、短期大学、専門学校は教育機関としての水準が近く、厳密にどれが上位だということができません。名目上は同等の扱いになります。この場合は、最後に卒業した学校が最終学歴となります。短大を出た後専門学校に入ったのであれば、最終学歴は専門学校卒です。
中退したときの最終学歴
学校を中退した場合、最終学歴はどうなるのでしょうか。
中退した学校は、最終学歴とは認められません。つまりその一つ前に卒業した学校が、その人の最終学歴となります。
例えば高校を卒業した後大学に入り、その大学を中退した場合、最終学歴は高卒となります。高校卒業後入学した大学を中退、専門学校に入り直し卒業した場合は、専門学校卒が最終学歴です。
最終学歴にはなりませんが、中退した学校を履歴書の学歴欄に書くことはなんら問題ありません。卒業に至らなかったとしても、入学したことは立派な経歴ですし、書いておかないとやはり空白期間について疑問を持たれてしまいます。中退に至った理由があるのであればその旨も合わせて記入し、前向きな気持ちも添えて採用担当者へのアピールに繋げていきましょう。
高校の学歴が重要視されることもある
企業の中には、最終学歴ではなく卒業した高校を重要視しているところもあります。
その背景には、応募者の地頭の良さを判断基準にしたいという企業の思惑があります。近年ではAO入試や推薦入試で大学に入学する学生が増えてきており、大学名が必ずしも個人の学力を反映しているとは言えなくなってきています。中にはエスカレーター式で試験を受けずに大学に入る学生もいます。受験勉強を経て一般入試で大学に入る学生が減っている現代では、大学の名前よりも高校の名前の方が、正確に応募者の頭の良さを反映している、と考える企業も少なくないのです。
優秀な応募者の取りこぼしを防ごうという考えも働いています。多くの企業はやはり大学名に注目しています。そこで大学名にこだわらず高校名で応募者を判断することで、他の企業が見逃している能力の高い応募者を、ほぼ無競争で勝ち取ることができるのです。
地元銀行などでは高校学歴を重視することも多いと言われています。これは地頭のいい応募者を獲得したいという意図の他に、大学よりもその地域にある高校を目安にした方が分かりやすいという背景があるからです。



