女性の履歴書写真でNGは?
女性はメイクや服装のバリエーションが豊富なため、同じ人物でも履歴書写真から受ける印象がずいぶん変わってきます。以下のような写真はNGですので、撮影前にチェックしましょう。
髪型
髪が眉毛や目にかかったり、ジャケットを隠したりするヘアスタイルはNGです。前髪は横に流すか短くカットして、ロングヘアの人は耳にかけて後ろに流すか、ひとつに結んでおきましょう。
メイク
濃いメイクは避けましょう。つけまつげやカラーコンタクトなども、面接の時は控えます。かといって、素顔は失礼に当たりますので、シンプルなナチュラルメイクを心がけましょう。
表情
無表情では暗く見えるため、ほほ笑んだ顔がおすすめです。しかし、歯を見せるのは一部の業種以外ではNGとされているため、鏡の前で練習してから撮影に臨むのが良いでしょう。上目遣いやあごを上げて人を見下すような視線は悪い印象を与えます。まっすぐ前を見て、軽くあごを引くように意識しましょう。
服装
女性はネクタイを締めないため、シャツの襟が左右非対称になりやすいです。撮影直前に、襟が乱れていないか確認しておきましょう。目立つアクセサリーはすべて外しておくことも重要です。
姿勢
上半身のみの写真でも、猫背や左右の肩の高さが合わない、顔が傾いているなどの姿勢の悪さはすぐにわかります。まっすぐ背筋を伸ばし、きちんとした姿勢を心がけましょう。
男性の履歴書写真でNGは?
男性の場合は、服装自体はそれほどバリエーションが多いわけではないものの、ヘアスタイルや身だしなみに無頓着な人も少なくありません。以下が代表的な男性のNG例です。
髪型
寝ぐせはだらしない印象を与えるため、きちんと直しておく必要があります。また、無造作ヘアが人気ですが、写真で見ると単なるボサボサのヘアスタイルにとらえられかねないため、きちんと櫛を通したナチュラルヘアに整えましょう。寝ぐせを直すためにジェルやスプレーで髪を固めたり、ツンツンに立てたりする人もいますが、清潔感が損なわれるためNGです。
表情
男性も、女性同様に親しみのある印象を与える表情がおすすめです。あごを突き出した態度、無表情、歯を見せた極端な笑顔などは印象が悪くなるため、避けましょう。
服装
どうせ写真だからと手を抜いて、ボタンダウンのシャツを着たり、曲がったネクタイをしていたりすると、面接官からの印象は非常に悪くなります。緩め気味のネクタイや派手な色柄の服装は避けて、面接本番のようにきちんとした着こなしを心がけましょう。
姿勢
姿勢は意外と自分で気づきにくいため、撮影前に背筋を伸ばすこと、正面をきちんと向くこと、首が左右どちらかに傾かないようにすることなど、鏡を見ながら練習しておきましょう。
女性で好印象の写真は?
女性で好印象を与えることができる履歴書写真のポイントは、以下のとおりです。
すっきりしたヘアスタイル
女性の髪は、第一印象に大きな影響を与えます。傷んだ髪やまとまりにくい髪の場合は、ひとつにまとめてすっきりとした印象にしましょう。眉毛や目、襟元が隠れないようにヘアスタイルを工夫して、髪の色も落ち着いたものにしておきます。
健康的なメイク
ノーメイクは論外ですが、本来の顔が変わるほどの手間のかかったメイクも、不面接官に不潔な印象を与えかねません。好印象を目指すなら、透明感のある綺麗な素肌、ナチュラルで健康的な薄化粧を意識しましょう。
口角が上がった表情
女性の場合は、無表情よりも笑顔の印象が断然よくなります。ただし、上目遣いや歯を見せた笑顔は時として軽薄ととらえられかねないため、口元を閉じて口角を上げるだけに留めましょう。
清潔感のある服装
面接時の服装で、きちんと洗濯やアイロンされているものを選びます。襟元の乱れは整えて、埃などがついていないかチェックしましょう。アクセサリー類はできるだけすべて外しておくと、きちんとした印象を与えられます。