未経験から経理になるには?アピールポイントと必要なスキル

未経験から経理になるには?




未経験でもOK!経理に向いている人の特徴

「経理の仕事内容ややりがいは分かったけど、実際に自分が経理職に向いているかどうかが分からなくて不安だ」という人も多いでしょう。扱う内容が専門的なので誰でも簡単に出来る仕事とは言いにくいですが、未経験者でも経理に向いている人の特徴というものは確かに存在します。自分に自信を持つ為にも、その傾向を掴んでおきましょう。

経理職にはパソコンスキルが必須

毎日膨大なお金の動きを記録していく経理職では、手書きで記入する書類もありますが基本的にはパソコン上で経理ソフトを使用して入力業務を行う事が多くなります。よって基本的な文字入力やファイル管理などのパソコンスキルは必要不可欠と言えるでしょう。多くの企業が使用しているワードやエクセルと言ったマイクロソフトオフィス製品の扱いや理解も要求されます。特に表計算ソフトであるエクセルは経理職にとって仕事に欠かせないパートナーです。

マイクロソフトのオフィス製品以外にも、経理ではサードパーティー製の会計ソフトを使用する事になります。会計ソフトとはインターネト上の銀行データから自動的に仕訳をしてくれる他、グラフなどを用いた具体的な試算表の生成や決算資料の作成など経理の業務を全体的にサポートしてくれるソフトです。この会計ソフトについては企業によって採用しているものが異なる為、入社後に研修あるいは仕事をこなしながら徐々に慣れてくれれば良いと言う所も多くなっています。

コミュニケーション能力がある人

経理職について「毎日にデスクでパソコンや書類と向き合って黙々と作業している」なんてイメージを持っていることも少なくないでしょう。確かに入力業務や書類管理は経理の大切な仕事ですが、実際にはコミュニケーション能力が問われる部署です。というのも、まず経理部では基本的にチームプレイで仕事をこなしていきます。例えば「売上担当」「経費担当」「仕入れ担当」と言った具合に役割を分担して業務を効率化させる事が多いのです。部署内で連携が取れていないと手が空いているのに仕事が回ってこないなんて事にものなり兼ねません。

部署内の他にも、会社全体のお金を管理するのが経理の仕事ですから社内の他部署との連絡・やりとりも多くなります。企業の大切な財務管理ですので、何か問題やミスが判明した場合には迅速かつ確実に関係部署に確認を取って改善してもらわなければなりません。多少言いにくい事でもスパっと言い切って早急に問題を解決する心得も時には必要です。仕分内容一つでもこうした確認作業が必要となる事があるので、経理職には想像以上にコミュニケーション能力が求められると心得ておきましょう。また、キャリアアップして業務範囲が広がれば取引先の担当者や外部の税理士、公認会計士など社外の人間とも打ち合わせをするなど連携を取って業務を進めなければならない場面も出てきます。そうなると相手先との距離感の計り方やしっかりしたビジネスマナーも求められるでしょう。

誤解されがちですが、経理職とはコミュニケーション能力がとても重要な職業なのです。

細かい作業を正確にコツコツとこなす事が好きな人

性格的な側面で経理職に向いている人は、毎日細かい作業をコツコツとこなす事を苦にしない人と言えるでしょう。
仕事上、お金の事を扱う場合が殆どですので小さなミスが発展して大問題にもなり兼ねません。普段の業務から確認作業を怠ること無く、コツコツと正確に仕事をこなす事が求められます。こうした業務が基本のルーチンワークになりますので、同じ様な作業の繰り返しを苦にしない人が経理職に向いているのです。部署間のやりとりなどで社内を移動する事もありますが、基本的には部署内のデスクワークになるのでじっとしている事に抵抗が無い忍耐力のある人もこの仕事に向いています。

会計ソフトなどの普及で入力業務はパソコンで行う事が殆どですが、その際に参照する資料はまだまだ紙媒体の物が多いのが現状です。こうした書類をまめに管理して適切に保管する事も重要となります。支払わなければならない請求書を紛失した、受領書を紛失した為支払いの確認が取れないなんて事になっては大問題です。これが取引先との書類であれば信頼関係に傷が付いてしまいますし、税務関係の書類であれば追加徴税の可能性も出てきます。その様な事態を未然に防ぐ為にも、几帳面に書類を整理整頓出来る人はそれだけで経理職に対する適性を備えていると言えるでしょう。

基本的にはデスクワーク中心で正確な作業が要求される職業なので、細かい作業を集中して行う事が得意な人や既にある程度のパソコンスキルを身に付けている人は適性が高いと言えます。加えて人とのコミュニケーションが得意であればなお職業適性が高いと言えるでしょう。全てに当てはまらなければ経理職に向いていないという訳ではなく、どれか一つでもそれが自分の強みになるので採用試験の際にも積極的に活かす事が大切です。




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RUN-WAY編集部

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