こんにちは、トイアンナです。「女の敵は女」という意見には反対ですが同性に嫌われやすい方はいるものです。
人間、学校を卒業すれば強制的に増えていく友人関係はそこでストップ。これからはお互いに選び・選ばれた同士が友人として残っていきます。そしてアラサーを迎えるころには気限られた親しい友達と、細く長い関係を続ける方が大半でしょう。
ところがアラサーになるころ、ほとんど友達が残らない人がいます。
友達を失う人は、失ってからの行動が違う
本人が孤独を愛するタイプなら、友達なんていなくてもまったく問題ありません。友達がいないからって死ぬわけでもなし。ひとりって気軽です。
けれど友達とべったり付き合いたいタイプなのに友人が少ないなら、アラサーまでに何らかの理由で縁を遠ざけられてきたとみるべきでしょう。実際、友人を失いつづけて気づけば1人しか残っていなかった……という方がいます。その友人も直近1年、SNS経由で知り合った方のようす。つまり学生時代から続いた友情はゼロ、ということになります。
といっても彼女は危ない人ではありません。バリバリ働いていますし、笑顔がとてもすてき。気さくで親切、気遣いもできる。まかり間違っても、学校で村八分にされるタイプじゃありません。けれど友人を失う人には、ある共通点がありました。
「友達が私に嫉妬している」と言いたがるのです。
友人を失ったときは、しっかり落ち込んで反省しような
友人を失う、それも縁を切られるのはとてもつらいことです。私は10代のころ、親友だと思っていた子に「もう二度と連絡しないで」と拒絶されそれはそれは落ち込みました。
けれど振り返れば私がとても失礼なヤツで、そりゃ縁も切られるわと納得したのです。
友人が全く残らない人は、そこで「あの子が私を嫌いになったのは、私に嫉妬しているからだ」というロジックを組み立てます。もちろん嫉妬心から人を嫌いになることもあるでしょう。けれど人がわざわざ友達にまでなった相手と離れるのは「決定的に耐えられない何かがあったから」と考えるのが自然です。しかしその現実を直視せず「あの子は私に嫉妬している」「私は悪くない」論法を広めてしまうと、残っている友人まで離れていきます。
友達を失うのはつらいことです。けれど疎遠になることで、その友達はわたしたちに「お前、もう少し大人になれよ」と最後の教えをくれたのです。泣いてもいい、落ち込んでもいい。けれど残された友を大事にするためにも、学びは得ていきましょう。少なくとも私に嫉妬しているから離れていったんだ、なんてとんでもロジックを使わない程度には。
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トイアンナ
ライター。新卒で外資系企業に勤めて以来、数百名の消費者ヒアリングを重ねました。その経験から恋愛・キャリアを主なテーマに執筆しています。
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