こんにちは、トイアンナです。あつかましいというと、相手が黙っているのにグイグイ話しかけてくる女性を想像しませんか? けれど本当にあつかましい女性は、圧倒的に受け身だったりします。
受け身な人は、相手へ気遣いをさせている
受け身な人は、普段こういうことをしています。
- 合コンで自分から話しかけられない
- 希望通りの誕生日プレゼントを彼へ願うけれど言わない
- 何をデートで食べたいか自分から言いださない
- なんでもいいよ、と言ってこっそり不満をためる
一昔まえであれば、「奥ゆかしい」などと誉めそやされた資質でしょう。しかし時は21世紀、女性も対等にデートへ誘うのが当たり前となりました。
そんな時代にひたすら「相手が自分の望みをかなえてくれるよう願う。叶えてくれなければ不満を溜める」のって、ワガママなんです。だって、自分の希望を伝えもせずに相手へ全部ぶん投げているんですから。
もし自分が上司から「やってほしいことは伝えない。全部察してよ。でも希望通りじゃなかったら怒るから」なんて言われたらあまりの理不尽さに震えませんか? けれど受け身女性が無意識に男性へやっているのって、こういうことなんです。
脱、あつかましい女の一歩は「自分の望みを自覚する」ことから
けれど「脱・受け身!」を叫んだところで、受け身な女性は自分が「願望を持っている」ことにすら無自覚です。本当に何でもいいつもりでレストラン選びを任せて、いざファミレスを指定されると不満を抱く。けれどそれを「自分の願望」だとすら気づいていない。相手へ期待していたことに気づくのは、怒りが爆発して「本当はこうしてほしかったのに!」とぶちまけるタイミングだけです。
もっと早く、願望に気づきましょう。
「アラサーの初デートだし、チェーン系居酒屋以外がいい」
「誕生日なんだから、特別な体験がしたい。プレゼントもちょうだい」
「サプライズが苦手だから、何かしてくれるときは中身を教えてほしい」
これくらい願ったっていいじゃないですか。そして相手へ伝えていいんです。願望を抱くことは悪いことじゃありません。けれど勝手に期待しておいて、何もしてくれなかったと怒りだすのはパワハラ上司のやることです。
やってほしいことは、ストレートに言いましょう。彼が「わかった、絶対にやるよ」と言ったのに完全に忘れられていたときだけです、怒っていいのは。
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トイアンナ
ライター。新卒で外資系企業に勤めて以来、数百名の消費者ヒアリングを重ねました。その経験から恋愛・キャリアを主なテーマに執筆しています。
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